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☆私が『受付』の仕事をしている訳☆

Cpointに勤め始めて約一年。

いまだに失敗の連続。

 

 

つい先日もタグの付け間違いをしてしまった。

お客様に渡す前に気付いた仲間に助けてもらい、

事なきを得た。

お客様に迷惑を掛けずに済んだとホッとすると同時に沸き起こる自己嫌悪。

「ああ、私はここで働く価値はあるだろうか」

自問自答する日々が続く。

 

 

そんな私が『受付』の仕事をしている訳がある。

それは受付を始めて、まだ日が浅いある日の事。

日が落ち辺りが薄暗くなった夕刻、男性が引き取りに来店された。

その男性の表情は硬く、何か怒りが宿っていそう。

とっさに「私に対応できるだろうか・・・」と不安になる。

引き換え伝票を渡しながら「この金額、間違えていませんか? 」と。

引き取りにきたカーテンのクリーニング代金が納得できない様子。

以前出した時よりも随分と高額になっているとの事。

 

 

「コレは、カーテン代金の単価を間違えた?

いやいや、カーテンを測り間違えたのか? 」

 

 

普段使い慣れていない頭をフル回転。

何からやり直したら良いか考える。

先輩に助けを求めるのが得策かとも頭をよぎるけれど、

目の前のお客様に納得していただける答えを出来るだけ素早く出す方が良いと思った。

あの時、何をどうしたか詳細は覚えていないけれど

出来うるすべての力を振り絞ったんだと思う。

お客様が「ありがとう。また、出しに来ますよ」

と笑顔になって帰っていかれた。

 

 

あれ?

今、お客様笑顔だったよね?

 

 

正直、冷や汗をかきながらの対応。満点対応には、程遠かったはず。

何がお客様を笑顔に出来たのか見当もつかない。

まどろっこしい対応に、さぞお客様はイライラされたことだろう。

納得されて帰られたことに胸を撫でおろす。

「またのご来店をお待ちしております」

見送りながら、ジワジワと喜びが溢れ出る。

 

 

私、お客様を笑顔にできた!!

 

 

人から笑顔を貰えるって、こんなにも嬉しいことなんだ。

初めての経験に感動。

笑顔を残してくれたお客様に感謝。

 

 

あの時の喜びを味わいたくて、私は今日もレジの前に立っている。