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12月に入り、本格的な冬がやって来ました。
この時期に食べたくなる温かい料理といえば、お鍋という人が多いのではないでしょうか。
お鍋といえば、お馴染みのキムチがたっぷり入ったチゲ鍋から、変わり種のトマト鍋など様々な味を楽しめるのが良いところ。
スダチを絞ったり、柚子胡椒をつけて食べるのも冬ならではですよね。
今回、定番の和風鍋にちょこっと添えるだけで味がワンランクアップする自家製豆板醤をご紹介したいと思います。

ところで皆さんは豆板醤が何から作られているかご存知でしょうか。
豆という漢字が入っているのでピンと来る方もいるかと思いますが、実はそら豆から簡単に作ることができるのです。
頻繁に使う調味料では無いので購入してしまう方が多いと思いますが、手作り豆板醤の美味しさは格別なので、是非皆さまにもチャレンジして頂きたいです！

作り方はいたってシンプル。
豆板醤はそら豆が出回る5-6月頃に仕込みます。蒸したそら豆を潰し、米麹、お塩、粉唐辛子を全て袋の中で混ぜて清潔な保存瓶に入れ待つだけ。半年寝かせて、瓶の中が落ち着いた赤色になってきたら出来上がりです。
豆の大きさにもよりますが、一瓶できれば次の年まで充分に楽しめるんです。
半年経つまでに何度か瓶を開けたくなる衝動に駆られますが、眺めながら冬を待つのも楽しみの一つ。皆さまも是非一度手作り豆板醤と共に温かいお鍋を堪能してはいかがでしょうか。