神奈川県、東京都でクリーニング店を展開中！

創業者の思い（創業理念）

●和泉多摩川店（第一号店）をバックに映る初代社長の勝川悌次

創業者の一人である勝川昌治（初代専務）は、昭和39年東京オリンピックの年（当時19歳）に、次兄のクリーニング業独立を手伝うべく愛知県から上京します。

昌治は、昼間は個別訪問の営業に走り、夜は洗い場で働く中、「人々の暮らしに欠かせないクリーニング業で自分を活かしたい、そしてクリーニング業で働く人々の社会的地位を高めたい」と考え、独立の機会をうかがっていました。

夢を分かち合える仲間を探し、少ない収入の中から貯蓄に励みました。そして、昭和47年7月1日に、三兄の悌次（もう一人の創業者＝初代社長）と二人で100万円ずつ出し合い、小田急線和泉多摩川駅の近くに個人店「クリーニング和光」を立ち上げました。現在の株式会社和光の始まりがここにあります。

●昭和52年にWAKO初のラッピングカーが登場

「クリーニング和光」がスタートできたのも、廃業されるクリーニング店をお借りする形の独立であったため、「和光」という名前もそのまま受け継ぎました。

二人の兄弟は、光を感じた「和光」の名のもとに「人の輪（和）をもって業をなし、光り輝く集団になろう」と心に誓いました。ここから、当社が現在使用しているキャッチコピーの「その一着を美しく、6,000万枚を積み重ねて40年」の1枚目がスタートしたのです。

独立した翌年の昭和48年に、小田急線百合ヶ丘駅近くのクリーニング店を譲り受け、順調に業績を伸ばしていき、目標であった「株式会社設立」を昭和50年に果たしました。
さらには昭和51年に、日本初のドイツ製ドライクリーニング機「ゼコー」を百合ヶ丘の店舗に導入し、生産効率も格段と上がり、受注も一気に増えていきました。

そのような中でも二人の兄弟は、お客様とのお約束、納期を死守する。どんなに苦しくても、働いてくれる方たちへの賃金やお取引先への支払いを最優先にする。「当たり前のことをきちんとする」ことを一番に考えて、日々行動していきました。

昭和後期の日本経済の発展とともに、クリーニング店も増加傾向にありました。当社としては、出店を進めていく中でも、すべての店舗が地域一番店になることが目標でした。
地域のお客様にご愛顧いただき、その結果、業績が上がり、小粒（零細）でもピリリと辛く（高品質）とびきり美味しい（スタッフが幸せ）会社を作りたい。その一念でやってきました。
しかし、平成に入り、バブルがはじけ、就職氷河期に突入。さらにはリーマンショックなど、経済の停滞が起きます。当社もその影響を受け、業績が厳しい時期が長く続きました。

近年、改めて創業時の理念に立ち戻り、「お客様に愛される地域一番店」づくりを最大のテーマとして、お客様へのサービス向上、社内改革に日々励んでおります。

創業者（勝川昌治）の言葉